こころは、お天気のようなもの~北風と太陽と
こころは、お天気のようなもので
晴れたり曇ったり、雨の日もあれば
嵐が来たり雪が降ったり、天気雨の日もある。
生きてるって、そういうもんなんだ。
雨が降ったから、台風が来たからって
いちいち空を嫌いになったりはしないように
あなたが今、笑顔になれなかったとしても
ちょっとくらい不機嫌だったとしても
そんな日もあるよねって程度のことで
人は、あなたのことばかりそんなに気にしてはいない。
一日中お天気のことばかりは考えてないのと同じでね
人はみな、自分のことで忙しいもんだ。
嵐はいつか去っていくし
雨があがれば、虹も出る。
空はいつもそこにあって、恵みを与えてくれる。
久住のranaちゃんにお借りした、見事な虹!かすかにダブル・レインボウ
こころは、お天気のように変化するもの。
だから
お天気に振り回されるんじゃなくて
自分のこころと戦うんじゃなくて
その変化をただ受け入れて
柔軟に、自分の態度を「選ぶ」だけ。
おや。そろそろ一雨きそうだから
洗濯物は取りこんでおこうかね
ってくらい、ごくごく自然なこと。
そんなふうに、自分のこころとつきあえたらいいね。
ずーっと晴れの日も、ずーっと雨の日もないように
何があっても常に笑顔なんてのは不自然だし
四六時中悲しいってのも不自然だとわたしは思う。
何があってもこころが動かない人なんて
わたしは、ちっとも魅力を感じないけどなぁ。
イソップ童話に、北風と太陽ってあるじゃない?
もしも今、あなたが笑顔になれないなら
そんな自分を否定して、自分を変えようと
びゅんびゅん風あたり強くあたるよりも
生きてると、そりゃそんな日もあるよねって
ぽかぽかの陽ざしで、つつんであげられるといいね。
そのまんまの自分を。
自然とハートがひらいてしまうように
強く、あたたかく。
ひらいたら、自然と変化してしまうものだから。
雨あがりのきれいな空気やみずみずしい緑、
わたしはすきだなぁ。