いのちよおどれ。

自分を知ることは、いのちを知ること、つまり、真理を知ること。

あなたへの手紙を抱きしめる。

 

学生のころは、よく手紙をかいていた。

 

そのころは、メールとかなかったしね。 

だから今でも、文房具がすごく好き。 

 

ずっと愛用してた万年筆をなくしちゃったから

今はまた、美しい万年筆がほしい。

 

 

そのひとに伝えたい、あふれる思いを

なんでもない日々のあれこれとともに

便せんに綴っていく時間が

わたしはほんとうに好きで。 

 

なんだろう。

豊かさを感じる特別な時間なんだ。

 

 

 

ほんとうはすごく引っ込み思案で

要点をつかんで簡潔に、テンポよく話すのは

わたしにはほんとうに難しいことだったから 

 

時間をかけて、しっくりくる言葉を

ひとつずつ吟味しては書き上げる手紙のほうが

自分を素直に出せるような気がしてた。

 

 

沈黙がまったく怖くないのは、そんな性格だからかもしれない。

 

 

手紙をかくときも、手紙を読むときも

ちょっと時間差があって。

 

でも、自分のペースで何度も読み返すことができて

素敵なことばは、何度も何度もかみしめた。

 

 

思いのこもった手紙のまわりには

ゆったりとした時間が流れてる。

 

その空気を、抱きしめるんだ。

 

 

あとね。

 

誰かに手紙をかいてるときは

ひとりなのに、ひとりじゃない気がする。

 

だから、旅先からもよく、手紙を書いてたなぁ。 

異国のカフェにひとりいても、寂しくなくなるから。

 

 

このブログも、隣にいて話してるみたい

ってよく言われるんだけど

 

それはたぶん、わたしが手紙をかくモードで

ことばを綴ってるからだと思う。

 

この空のずっと向こうの空の、その下には

わたしの手紙を読んでくれる人がいるんだってことが

今はとてもうれしい。

 

 

きょうは、美しいこのひとの歌声とともに。

 

youtu.be

 

「手紙をかいたなら 空に飛ばすんだ

風が運ぶだろう 君のところまで」

 

だいすきなこの声のあまりの心地よさに

来月のライブを予約してしまったわ。

なんとも楽しみ♡

 

 

 

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