最高最善のことが起きている。
目の前のひとが見せてくれるものは、大きい。
ちょうど、愛って所有するものじゃないよね。
って話をしてたんだけど、まさにそれを体現している2人が目の前に現れた。
仕事を手放し、社会の常識を手放し、あれもこれも手放して手放して、
毎瞬毎瞬、自分の気持ちに正直かどうかを自分に問うて
そうして魂が出逢ってしまったら、2人でいるしかなくなった。
熊本の震災ボランティアで、彼らが出逢って1週間。
惹かれ合って、それでも彼には家庭があるしと思っていたら
その気持ちを聞いた奥さんが、離婚届をすべて準備してくれた。
彼女のほうは、もう数年前に家庭を手放しているけど
いつでも家に帰って子どもと逢うことをみんなゆるしている。
それから3カ月、呼ばれるままに二人で全国を移動してるのだそうだ。
ただ単に、心を無視して形を整えることが大切なんじゃなくて、
その人がその人として生きることを、みんなが心から望んでる。
結局のところ、彼らはほんとうに愛されてるんだ。
そして、それは彼らが特別って話じゃなくて
ひとり残らず、みんなみんな愛されてる。
現実的には、そりゃぁまぁいろいろあるんだろうし
そもそも、自分の気持ちを生きてるひとたちって、
人の心をざわつかせるから
わたしも最初、なんなんだ?このチャラい雰囲気の男は?
って思ったし(せいじくんごめん!)
そして場違いなまでの、お人形さんのようないでたちで現れたさゆりちゃんの
ぶっとび加減にびっくりしつつも、話してみるとそのピュアさに衝撃!
やっぱり、今出逢う意味があったんだなーって思う。
男性性と女性性の本質を
言葉で伝えるのは、ものすごくむつかしい。
それでも、真実のパートナーに出逢ったふたりが
ふたりでいると、こういうエネルギーなんだなってのを
肌で感じて、もうどんな言葉よりも強烈に身に沁みて
わたしの中で、何かが溶けていった感覚。
せいじくんが言っていた。
男が決めるのは、
「何があっても、この人と一緒にいる」
ただそれだけ。
それを、彼女にも決めてほしいと思ったけど
わたしも!と決めた瞬間、まるで彼女らしくなくなった。
それで、彼女は決めたことを撤回したらしい。
本来の女性性は、決めるものじゃなくて
ゆらぎ、とどまらず、変化し、たゆたいつづけるもの。
だからこそ、真の男性性は、そのすべてを受け止めるだけでいい。
真実の愛って・・・
真実だからこそ、向き合うのがものすごく怖かったり
もういいやってぶった切りたくもなるものらしい。
だって、逃げるほうが簡単だから。
けどね。わたしも、もう逃げたくないんだよね。
それをやるって決めて生まれてきたことを知ってるから。
これから、なにが起きるかはまったくわからない。
けど、何が起きても、それは最高で最善のことなんだと思う。
ふたりの体感からシェアしてくれた感覚が、まっすぐに入ってきて
あぁわたしはこれから、それを体現していくんだなぁって感じた。
わたしも、どうしようもなく女だった!
それを思い出して、細胞がざわついた二日間でした。
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