いのちよおどれ。

自分を知ることは、いのちを知ること、つまり、真理を知ること。

受けとり上手なひとは・・・

 

与える・受けとるというやりとりがスムーズな人間関係は

ストレスが少なくて、とてもHAPPYだ。 

 

 

以前、心理学のワークショップでグループ実習があった。

 

もう何年も前のことで、内容はよく覚えていないけど

5~6人ずつのグループの中で、誰か一人を選んで

その人に自分の思いを伝えるような実習だったと思う。 

 

遠方に住んでいて、数回しか逢ったことがなかった

カウンセラーの先輩が、わたしに向かってこう言った。 

 

「ゆきちゃんが、今よりもっと

がんばらずにラクに受けとることができますように。」

 

そう言われて、ぎゅっとハグされながら、わたしは混乱していた。 

 

 

末っ子キャラで、マイペース。

気づいたらいつも周りがちゃっちゃか動いてくれる。

だから、受けとることは、上手なほうだと思っていた。

 

自分が、がんばって受けとってるなんて

これっぽっちも思ったことがなかった。

 

 

こころを込めて準備してくれたものや思いを

 

わぁうれしい!ありがとう♡ 

と受けとったら、相手が喜んでくれる。 

 

幼いころから、それはよーく知っていた。

 

 

受けとってもらえないってのは、悲しいものだ。 

 

わたしは、目の前のひとの悲しそうな顔を見たくなくて 

いつの間にか、無意識のうちに 

がんばって受けとろうと思うようになったのかもしれない。

 

 

もうひとつ、思いあたるのは

 

何かお返しをしなきゃいけない

と思っていたこと。 

 

それと同時に、

わたしには、返せるものが何もない

とも、なぜか深く信じていて

 

せめて笑顔で、いい気分になってもらいたいと思っていた。  

 

 

わぁうれしい!ありがとう~!!

と、にこにこ、にこにこ笑いながら 

 

みんなが、わたしに何かをしてくれるのに

わたしは、なんにもできない。 

 

そんな風に思い続けていたこと。

 

幼いときに感じていたこれらの思いは、

その先輩の一言で、うわーっと出てきたものだ。

 

 

「ゆきちゃんが、今よりもっと

がんばらずにラクに受けとることができますように。」

 

 

お返しなんて考えなくていいんだよ。

あなただって、見返りを期待してあげてるわけじゃないでしょ? 

 

みんな、ほんとうにあなたのことが大好きなんだから

与えたくてしょうがない人たちなんだから 

 

ただただ、大喜びで受けとっていいんだよ。

 

気持ちだけ、ありがたくいただいて

いらないものは、いらないって言ってもいいんだよ。 

 

幼いわたしに、何度言い聞かせてきただろう。 

 

「なんにもできないわたし」を手放そうと

どれだけイメージワークをしたことだろう。 

 

それでも、深いところで、なかなか受けとることができなかったのに

今はずいぶんスムーズになったのは、どうしてだろう? 

 

 

けっきょくね。

これさえあれば! とか

魔法のように、一瞬で! ではなくて 

 

だんだんと「ラクに受けとれるわたし」に慣れていったんだ。

 

今でも、ときどきふっと顔を出す。 

 

気持ちはうれしいけど、期待に応えられないなぁ

悲しませるのは、嫌だなぁ とか

わたし、何も返せないよー(>_<) とか。

 

それでも、んーーー、まぁいっか。と

ラクに受けとったり、時に断ることにも、だいぶ慣れたわたしもいて

愛情のやりとりそのものが、軽く普通のものになってきた。

 

そう。 

慣れだよ、慣れ!

 

ひとは、慣れないことをするときに、ストレスを感じるの。

最初は抵抗があっても、慣れてしまえば、なんてことない。

 

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習うより、慣れろ。

 

本物は、インスタントじゃない。 

すべてに通じる秘訣だと思う♡ 

 

 

 

 

 

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