インナーチャイルドってなぁに?
インナーチャイルドって聞いたことがありますか?
今日は、わたしのセッションの核ともいえる、
インナーチャイルド・セラピーについて、お伝えします。
これはわたし自身の体験や、これまでに受けたご相談を通して得た
わたしなりの体感で、さまざまな論説とは異なる解釈もあるでしょう。
そのため、これまでわたしは
「インナーチャイルド」という表現はあまり使ってこなかったのですが
この表現に対する誤解があまりにも大きいように感じたので、
今、あえて発信していこうと決めました。
ここでは、一般的な知識を伝えることを目的としているわけではなく
一人一人が自分自身をまるごと体験することこそが人生の宝物であると考え、
それを自分の表現でガイドすることもまた、わたしの人生の宝物なのです。
インナーチャイルドとは、「内なる子ども」と訳されますが
わたしは「未完了の過去の感情」と定義しています。
過去のある時点で、感じきれないほどの圧倒的な感情を
取り扱い不能と判断し、切り離したり抑圧したりしたまま
成長が止まってしまった「自分の一部分」というイメージです。
それはもちろん敵でもなく、邪魔な存在でもありません。
当時の自分がいのちを守るために選んだ、ひとつの決断です。
そのおかげで、これまで生き延びることができたのです。
じゃぁ、その「自分の一部分」が一番よろこぶことって
なんだかわかりますか?
実は、あなた自身に「存在を認めてもらうこと」なんです。
愛する人に存在を無視されることほど、つらいことはありません。
わたしはここにいる!
こっちを見て!
なかったことにしないで!
時に、問題のように見える出来事を、現実に見せつけてまでも
その存在に気づいてもらおうとすることで、本人を守り続けています。
そして、「自分の一部分」が本人とつながった瞬間、
その方の魂が震えるほど喜ぶのを
わたしは理屈抜きに感じとってしまうのです。
わたしのイメージはこんな感じ。
インナーチャイルドは、本人のことが大好きですが
まだ表現があまり上手じゃなくて、よく誤解されます。
隅に追いやられ、後回しにされ、無視され、嫌われてると感じてしまいます。
でも、この言葉にならない思いをいちばんわかってほしい人、
いちばん幸せになってほしい人は、ほかの誰でもない本人。
誰よりも本人を愛しているインナーチャイルドこそが、
幸せな人生を歩むカギを握っているとわたしは思っています。
過去のある時点で、とどまってしまった感情を、わたしたちは無意識に隠します。
それには、幼い愛ゆえのさまざまな誤解があるのですが、
うやむやにすることなく、そこに光をあてて闇を照らし
目を見開いて事実を見つめることでしか、誤解はとけません。
自分で隠したものを、自分で見つけていくという、人生の不思議。
すべては自作自演と言われるのは、こうした由縁かもしれません。
絶対に見つからないように封印してしまったその感情の下には
あなたのもっとも純粋なエッセンスが隠されています。
本当の意味での癒しとは、
痛みをなくそうと躍起になるのではなく
痛みや傷のその先に存在する
「大きな愛という自分自身」につながること
だと わたしは考えています。
そして、過去は過去のものとして完了し
あなた自身が今を生きるとこころに決めたとき
誰よりも強い味方になって、あなたを応援してくれるのが
癒されて笑顔になったインナーチャイルドです。
無限の可能性を秘めた、ものすごくパワフルな存在で
ワンダーチャイルドやマジカルチャイルドと表現する人もいます。
世の中には、実にさまざまな手法があり、
幅広い情報も簡単に得られるようになりました。
ただ、実際は、今の自分にいったい何が必要で、
どんな方法が合っていて、具体的にどうすればいいのかが
わからず混乱してしまうというご相談がとても多いです。
わたしのセッションでは、共感覚というわたしの特性を活かして
その方の微細な一致感・不一致感を感じとりながらガイドに徹し
ご自身で自分の真実につながるという前提でサポートをしています。
そのため、もっとも多い感想が
探してたものは、全部自分の中にあったんだ!
頭で理解しているのと、体感して腑に落ちるのは、まったく違います。
時にはインナーチャイルドの意図を通訳することもありますが
自分の内面とつながる体感あってこその、納得感だと思います。
インナーチャイルドについて、少しイメージできたでしょうか?
続きは、また綴っていきますね(^^)
★メルマガリニューアルしました!
【やさしい世界の招待状】8/3新月より配信開始
ご登録はこちらから→会員情報登録