いのちよおどれ。

自分を知ることは、いのちを知ること、つまり、真理を知ること。

デキる女に、なりたかった。その①

 

わたしは、デキる女になりたかった。 

 

いつごろから? 

 

と聞かれたら、 

ものごころついた頃からずっと、かなぁ。 

  

 

デキない自分

ぼーっとしてる自分

なんかしらんけど、やらかしてしまう自分

 

が、ダメだと思って、恥ずかしくて恥ずかしくて 

まーいっしょうけんめい隠してきたさ! 

 

  

自分の中で覚えている 

いちばん古い「恥ずかしいネタ」は 

たぶん3歳くらい。 

 

家族で美術館にお出かけして 

わたしはうれしすぎて、テンションあがって 

たーっと駆けだしたら・・・ 

 

目的地寸前で

なんとバイクに引かれてしまった! 

 

公園内の道で、バイクの速度も遅かったんだけど 

いきなり飛び出した幼いわたしは 

ポーンと空を飛んで  

着地した場所もよかったらしく 

まったくケガはなく無事だった。  

 

ただただびっくりして、わんわん泣いたあと

展覧会を見たかどうかは覚えてない。 

 

 

後日、そのバイクのお兄ちゃんたちが 

菓子折りをもってお詫びにきてくれたのに 

 

その時に限って、兄とケンカしてたわたしは 

機嫌が悪くて顔も出さなかったので 

そのお兄ちゃんたちはきまり悪そうに帰っていった。 

 

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なんというか、この手の  

 

周りは一切、見えなくなる 

猫まっしぐら 

 

な性質って、冷静に考えると 

まー子どもってそういうもんよねー  

とも思うけど

 

 

子どもの頃のわたしには、 

 

きゃー♡ 

とテンションあがって夢中になった結末が 

ヤケドしちゃうとか痛い目にあうとかいう 

残念なパターンがけっこうある。 

 

さすがにバイクに引かれたら、命に関わるからね。 

両親にはこっぴどく怒られ 

 

わたしは

 

これがわたしのダメなところなんだ! 

 

と激しく思いこんでしまった。

 

調子に乗ると、痛い目にあうぞ

下手すると、死ぬぞ! 

 

と自分を戒めた。

 

そんでもって、素直ないい子だったもんで 

いっしょうけんめい、改善しようと努力したし 

失敗したら、ひた隠しにした。 

だって、怒られるから(笑)

 

 

もちろん、今はわかる。 

 

野放しにするとキケン!と 

わたしの安全を思う親の愛からくるお叱りを  

 

わたしって、いつも 

なんかやらかしてしまうダメな子なんだ 

 

とインプットしてしまったのは、わたし自身だ。

 

 

人生は、そういう誤解に満ちていて  

その誤解を解きながら描きつづける 

パズルみたいなもんだと思う。 

 

 

あーなんかこのネタ、長くなりそうなので 

次回に続きますー♪ 

 

 

 

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