いのちよおどれ。

自分を知ることは、いのちを知ること、つまり、真理を知ること。

絶望の先にある光

 

ひさびさに、なんで自分をそこまでいじめるの?

って感じの人に逢った。 

  

 

とはいえ、

そのひとは長い付き合いの、とても近しい存在で

なぜ、その人がそんな考え方になってしまったのか

わたしなりにだけど、理解できる。 

 

 

話しているそばから、嘆きと自己批判が出てくる。  

 

聞いていると、思わず

 

もーぜんっぜん、そんなことないよ!

って伝えたくなるんだけど 

 

超がんばり屋の彼女にとって

わたしだから、気がねなく話せるのだということも、よくわかる。  

  

 

自分のこんなところがダメだと思う。

でも、またやってしまった・・・

改善しようと思ってもできない。

あの人はすごいと思う。  

自分を好きにならなきゃだよね。わかってはいるんだけど・・・ 

  

 

 

しばらくの間、だまって話を聞いたあと

 

あぁ。 

このままでは、なにひとつ届かない!

 

と思ったわたしは

意を決して、しずかに真剣に言った。 

 

 

今、ものすごく深い絶望を感じるんだけど… 

 

あきらめの土台の上に、なにをどうしても

続かないと思うんだよね。  

 

https://www.instagram.com/p/BMuyMl_j80L/

 

それは、今に始まったことじゃない。 

子どものころからずーっとそうだった!

 

どーせだめやもん。

なにをやったって、どーせ変わらんもん。 

 

いつも、いつも、そう思ってた。 

 

なぜか力強く、彼女は言い切った。

 

 

うん。 

その深い絶望をね。

 

しっかり見つめようとすると、とんでもない痛みを感じると思う。 

そこには、深い深いかなしみも、痛みも、怒りもあるから。 

 

 

だって、あんなことも、こんなこともあったんだもん!

あきらめるのが当然でしょ?

そう言いたくなる気持ちもわかる。 

 

軽々しく言わないでよ!

できるなら、とっくにやってたわよ!

そう憤るのもわかる。

 

 

けどね。

究極は、これだけなの。 

 

このまま、この先も

あきらめたまま、生きて行きますか?

 

それとも、その絶望を超えて

ほんとうに欲しいものに向かって行きますか? 

 

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わたしの言葉に、彼女は一瞬、きゅっと唇を噛んだ。

 

 

絶望を超えるとき、深いかなしみを超えるとき

こころの奥底で、この方向転換をするときには

ものすごいパワーがいる。 

 

だからこそ、一人でやろうとしないでほしい。 

 

 

たくさんの人のチカラを借りてほしい。

差し伸べられた手を取ってほしい。

応援のエネルギーを感じてほしい。

 

 

その意欲を、持ってほしい。 

 

 

あなたが必要とするなら、わたしがチカラになるから。

 

あなたはわたしの、大切なひとだから。

 

 

    

 

ことばを超えて、あなたに響け。

 

 

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