言葉が生まれる前の感覚
最近、結びについて、よく考える。
映画『君の名は。』に出てくる
おばあちゃんが話してくれる、「結び」の話。
土地の氏神さまのことをな、
古い言葉で「産霊(むすび)」って呼ぶんやさ。
この言葉には、いくつもの深いふかーい意味がある。
糸を繋げることもムスビ
人を繋げることもムスビ
時間が流れることもムスビ
ぜんぶ、同じ言葉を使う。
それは神さまの呼び名であり、神さまの力や。
(小説 『君の名は。』より、抜粋しています。
つづきは映画か原作にて、じっくり味わってくださいね^^)
BGMは、これ♡
わたしは、言葉が生まれる前の感覚と慣れ親しんでいる。
まだ言葉にはできないんだけど、たしかにここにある。
この手ざわりを、見えないからとないことにしないで
丁寧に感じて、味わい、はぐくんだ結果
言葉とか、イメージとか、なにかカタチあるものになる。
けど、現実化するには、少しばかり時間がかかる。
そのほんの少しの時間を待てない人たちもたくさんいて
(それは、わたしも同じこと)
だから、今までわたしは、この感覚を
誰かと共有できるとは、思っていなかった。
自分だけの世界で、ひっそりと味わって
それだけで、満足していた・・・つもりだった。
そういう目には見えない、説明なんてできない感覚さえも、
わかちあう時代がきたんだなぁ・・・
ほんとうのほんとうは、わたし、ずっとずっと
誰かとわかちあいたかったんだなぁ
と、今、こころから感じている。
この記事で、世界観の話を書いたんだけど
あまりにも、自分にとっては当たり前すぎて
あえて口にしたこともなかったけど
「すべては 結ばれている」
という世界観で、わたしは生きてきたんだってことを
はっきり思い出したのは、この映画がきっかけだったなぁと思う。
だから、とてもうれしい。
ずっと感じてたことを
大きな声で、言えることが。
ずっと結ばれていたあなたに逢えて
今、わたしはとてもうれしい。
わたしを見つけてくれて、ありがとう。
つながってくれて、ほんとうにありがとう。
あぁ。言葉にしてしまうと、なんと陳腐で
まるでうまく言えない、この感覚
あなたに わかってもらえるかしら?
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