瞳にうつるものは①
よく晴れた秋の日
お友だちに、写真を撮ってもらった。
個人で仕事をするようになってから
写真を撮ってもらう機会は増えたものの
今、こんな自分を表現したい!
と、自分の中からイメージが湧いてきたのは
実は初めてのことだった。
今しか感じられないこの思いを
今、記しておきたい。
そう思って書きだしたんだけど
この感覚、なかなか言語化できなくて、苦戦中。
言葉って、むつかしい。
だからこそ、おもしろくて魅了されるんだけど。
写真を撮ってくれたさきちゃんとは
共通の友人の結婚式で逢った。
長崎から福岡まで、一緒に帰る道のりで
初対面にしては、お互いにけっこう深い話をした。
その後、さきちゃんがSNSに投稿した写真を見たとき
なんとも言えない優しさと、きりっと澄んだ空気感に
帰り道に聞いた、さきちゃんの人生が重なった。
一枚の写真に、奥ゆきを感じるのは
彼女のまなざしそのものだ。
これまで、特に仕事で使う写真は
あまり近寄りがたさを感じないように
親しみやすさや柔らかさを前面に出していた。
ふだんは本当におおざっぱなわたしで
ものすごーく抜けてるし(笑)
もちろん、あれもこれもぜんぶ
決して嘘ではないんだけど…
ときどき、見透かされそうだと言われてしまう
水晶玉みたいにクリアーな部分も
扱いづらいほどに繊細な距離感も
わたしは、そろそろ表現したくなってきた。
まっさらで色のついていないこの部分は
誰に撮ってもらおうかしら?
ふっと、さきちゃんの顔が浮かんだ。
一度しか逢ってないのに、
図々しくお願いすると、快諾してくれた。
彼女にとっても、タイミングがよかったらしく
写真にかける情熱は、わたしの想像を超えていた。
彼女は、わたしのブログやFacebookをさかのぼって
かなり読みこんで、イメージを膨らませてきてくれた。
「あんなことも、こんなことも書いてありましたよね。」
本当に細かい部分まで読んでくれていて、びっくりしたけど
「けど、やっぱり何もわかっていないんです。
だから、何も決めないでおこうと思って、今日来ました。」
そう言われて、わたしはなんだかすごく嬉しかった。
文章を読んで、ムードはだいたいつかめるだろうし
こんな人だろうと決めつけるほうが簡単だけど
どうしたって、言葉では伝えきれない部分を
写真に撮ってもらいたいんだもの。
やっぱり、この人に頼んで、よかった。
写真を撮る前のヒアリングの時点で、わたしは感動していた。
長くなっちゃったので、
瞳にうつるものは② - いのちよおどれ。に 続きます!
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