いとおしい人々
お盆はいつも、大切なひとたちと過ごすと決めている。
そういう決まりだから、ではなくて
わたしが、そうしたいから。
わたしにいのちを受け継いでくれた
ご先祖さまとつながるこの数日間
いつも以上に、自分のルーツを意識する。
普段の生活においては
生きていることが当たり前であるかのように
ついつい、おごり高ぶってしまうけれども
今ここに生きているということは
決して当たり前ではないのです。
激動の時代を生き抜いたご先祖さまが
今ここにつないでくれた、かけがえのないいのち。
そのバトンを、わたしは手にしている。
このいのちを愛おしむ時間が
わたしはほんとうに好き。
さぁて。この人生をどう楽しもうか？
その選択は、それぞれに託されている。
そのあまりの自由さに、おののきつつも感謝する。
いとおしい人々へ
いのちに、ありがとう。
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