いのちよおどれ。

自分を知ることは、いのちを知ること、つまり、真理を知ること。

がんばりやさんのあなたへ

 

わたしの周りには、がんばりやさんが多い。 

 

こんな風に言いきっちゃうと

類友の法則とか、引き寄せとか波動が云々とかから見ても 

 

かねがえゆき、今日もがんばっております!

 

って公言するみたいで恥ずかしいけど、まぁしかたない。 

 

 

どうしてこんなに、社会が疲弊してるんだろうって常々思う。 

 

 

がんばりやさんには、やさしいひとが多いんだ。

 

 

相手のことを気遣って、びっくりするほど繊細に思いやって 

しまいには、へとへとになってしまう。 

 

なんでそんなに疲れてしまうかっていうと

本当はがんばる必要のないところを、がんばってしまうから。

 

だって、報われたら、疲れなんて吹き飛んでしまうもの。 

 

 

たとえば、こんなことがあった。 

 

遠方の友人から、連絡があり

仕事でこちらに来るので、都合が合えば会いたいとのこと。

 

 ちょっと相談したいことがあるみたいだったので

この日ならいいよーと返事をすると、別件が入ってしまい

もし調整できたらまた連絡するということだった。

 

その友人とは、特別仲がいいというわけでもないけど

しばらくの間、共通のプロジェクトで関わっていた男性だ。

 

 

正直な話、わたしはどっちでもよかったんだけど

やっぱりその日空いたから、都合のいい時間を教えてくれという。

 

わたしは、この類のやり取りをメールで何往復もするのが

めんどくさくて、あんまり好きじゃない。

 

時間や場所を決めるくらい、いくつか候補をあげて、どれにする?

って提案してくれればいいのにー!と思いながらも

まぁ、わたしのほうが地元だから…と、相手の都合を考えながら

移動しやすい場所を探したりしてたら、また連絡が。

 

〇時からアポが入ったので、よろしくお願いします。

5人に連絡したら、4人と会うことになってしまいました。 

 

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

・・・で?

 

一体なにを「よろしくお願いします」なんだろう??? 

 

 

時間を変えたほうがいいなら、言ってねー!

と伝えると、そうではないけどと、ごにょごにょ言ってよくわからん。

  

 

なんかさー。

別にいいけど、5人に連絡したの自分やろ?

アポが入ったんじゃなくて、あなたがアポ入れたんでしょ?

それなりのスケジュール管理くらいしろ!

もーーーーーっ!ぷんぷん。

 

 

と、ひとしきりここに書いてみたらすっきり。 

(本人には言ってない。たぶん、これも読まないから大丈夫。)

 

そして、だからこうしなきゃダメって話じゃなくて

まぁこの人には、そういうところあるよねーって

わかったうえで、会うと決めたのはわたしだって話。 

 

 

決めることが苦手な、この人の性格はよく知っている。

相手のことを考えすぎて、どうしていいかわからなくなっちゃうんだ。

 

チームでプロジェクトを進めていた時も、そうだった。

 

いろんな意見があるのを統率して、物事を運んでいくのは大変だけど

どこかで、「じゃぁ、こうしましょう。」と決めていかなければならない。

彼は、自分からそれを言い出すのを避けているように見えた。

 

だから、本人は悪気ないんだけど、自分の意見は出さずに

後出しじゃんけんみたいなことばかりしてしまう。

 

 

わたしにも、そういうところがあるから

ほんとうによくわかる。

 

誰かに決めてほしいなぁ。

わたしは、どっちでもいいもん。(要は、それほど興味がない)

決まったことに乗っかるほうがラクだなぁってよく思う。 

 

 

けど、他人の姿はよく見えるものだ。

自分の希望を伝えるって大事なんだなぁとしみじみ感じた。

 

できれば、こうしたい。

 

という思いを、ひとは必ず持っているはずだ。

そもそも、そうじゃないと人を誘ったりしない。

 

シンプルに、それを表現したらいいじゃんって思う。

 

自分の意見を言わないまま、相手に決めてもらうことが

相手を尊重することとは、わたしには思えない。

 

何を最優先にしているかが、人によって違うから

聞いてみないとわからないことは、山ほどある。

 

希望に応えられるときは応えるし

応えられないときだってもちろんあるけど、その時はその時。

とにかく、相談してみようよ! 

 

と、わたしは思う。 

 

 

 

わたしたちには、どうしても自力でがんばる領域と

どうしても他力を借りないと超えられない領域がある。

 

どんなに人に相談しても、決めるのは自分だ。

 

この話でいうと、何に優先順位をつけていくかは

本人にしか決められない。

 

だから、

「自分は何を最優先したいか?」を知って、自分で決断していくことや、

その思いを大切な人とコミュニケートしていくことには

おおいにエネルギーを注いでほしい。

 

けど、それによって誰がどう思うか、必要以上に気をもんだり

他人の反応をコントロールしようとがんばる必要はない。

 

なぜなら、それは他人の領域だから。

 

 

そして、

「他人のことは、ほっといてもいいんだよ!」

「もっと、相手のことを信頼しようよ!」

 

なんて、とてもじゃないけど思えないときに

あなたの枠を外してくれるのは

 

大丈夫、大丈夫!

死にはしないから!

 

あははと笑いとばしてくれる、ノー天気な他人だったりする。 

 

 

がんばりやさんのあなたに伝えたい

植松努さんの「信じる」「責任」ということばの定義。

 

 

「信じる」ってのは、どんな結果も

自分の責任で受け止めることだ。

 

「責任」ってのは、投げ出さないこと。

できなければ、助けを求めることだ。 

 

 

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少しずつでいい。

ほんとにしんどいときに「助けて」って言えるといいね。

がんばりすぎて、自分で自分を投げ出したくなっちゃう前に。

 

あなたの周りの人は、やっと、あなたの本音に触れられた!

って、こころから喜ぶと思うんだ。

 

 

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