信頼という贈り物
人生に起きるあれこれを
どうこうしようとせず
ただ、ほっとく。
というのは、けっこう難しい。
だってねぇ。
問題は、解決せねば!
と教えられてきたし
ほっとくと、もっとひどいことになりそうな気がして…
あわてふためき
じたばたもがいて
あれこれ画策して
余計にこじらせてしまうこともある。
わたしも、えらそうなこと言える立場ではなく
しょっちゅうやり過ぎてしまう。
そんな人間くさい自分も、意外ときらいじゃないんだけど
実は、ちょっと落ちつくだけでいい場面もある。
ほっとけば、ほどけていく
なんて、到底思えないのは
そこに信頼がないからだ。
かつてのわたしは
わたしの人生は、
いつもいつも
大変なことが起きる!
ということを、どういうわけかめちゃくちゃ信頼してた。
これが根っこにあると、そりゃあわあわするよねー。
でね。
大切なのは、その原因を探ることじゃなくて
何を信じて生きていくかを、自分で選ぶ
ってこと。
それは、わたしたち全員に与えられた
自由意志を思い出すってこと。
何を信頼したっていい。
それは、わたしたちに与えられたギフトなんだ。
何が起きても、大丈夫!
そう思えるようになるには
ありのままの自分じゃ愛されない!と信じて
今まで頑張りすぎちゃってたひとは、何もしないことにチャレンジ
今まで人と深く関わらずにきたひとは、近づいてみることにチャレンジ
今まで何も言わずにきたひとは、意見をいうことにチャレンジ
今まで人のお世話ばかりしてきたひとは、人に頼ることにチャレンジ
とにかく、今までとは違うパターンを選んでみる。
それは、はっきり言ってめっちゃ勇気がいる。
だって、愛されるためにやってきたあれこれを、やめるんだから。
けどね。
心配したけど
どきどきしたけど
めっちゃ怖かったけど
やってみたら
(もしくは、やらなくても)
大丈夫だった!!
という経験とともに、コツコツと安心感を貯金するだけ。
深い根っこのところでは
起こることのすべてを信頼していて
大丈夫じゃないことなんて、ひとつもないんだ。
不安って、想像ばかりで実体がない。
最初は小さな一歩が、少しずつ大きくなって
雪だるまみたいにでっかい存在になる。
だから
不安の雪だるまじゃなくて
安心感の雪だるまを創ろう。
あなたは、最初から愛されている。