暴れている人は、怖がっているだけ。

子どものころ、わたしは笑い上戸だった。 いまだに、近所のおばちゃんに言われる。 ゆきちゃんは、うちに来て、カーテンが風になびいて カタカタ音がするだけで、きゃっきゃと笑ってたもんねぇ。 生きてるだけで、ゴキゲンだったわけだ。 だって、おばちゃんの家は、平和だったもの。 当たり前の家族のあったかさと、安心…